キゴ山山頂から戸室山を望む
(2002年3月30日撮影)
スキー場駐車場からキゴ山を望む
(2002年3月30日撮影)
●概要
戸室山、標高548m。キゴ山、標高546m。金沢の市街地から医王山を背にして2つ並んで見えるのが、戸室山とキゴ山である。
50万年ほど前の火山活動でできた山といわれ、金沢城の石垣や兼六園の石材に使用された戸室石は、火山岩の角閃石安山岩である(文献1)。
昔から金沢の町民から親しまれており伝説も多い。山名も伝説に由来し、泰澄大師が托鉢を拒んだ舟から櫓を取り上げ、空中飛行(飛櫓・とびろ)して落ちた場所が戸室山、佐久間盛政が警護(キゴ)の砦を築いたのがキゴ山といわれる(文献1)。
医王山スキー場(2002年3月30日撮影)
キゴ山には牧場のほか、多くの自然観察路、体験農場、モリアオガエルがいる池や小動物観察舎など、自然とのふれあいが楽しめる施設がある。
また、山腹には医王山スキー場があり、冬にはスキーやスノーボードを楽しむことができる(文献1)。
権現森付近
積雪期には展望が開けて金沢平野が一望できる
(2002年2月2日撮影)
戸室山には、みごとなブナの大木が茂る権現森がある(文献1)。このブナ林(標高約500m)が、加賀地方でのブナ林の下限の目安であるといわれている(文献7)。
権現森付近のブナ(2002年2月2日撮影)
●アクセス
・JR金沢駅よりバスで45分。
キゴ山ふれあいの里または医王山スキー場前下車。
●現地紹介
戸室山山頂(2002年2月2日撮影)
2002年2月2日、Aくんとともにプラスチック製や木製のわかんじきを履いて、スキー場の駐車場から約1時間かけて戸室山山頂に登った。私たち以外に雪の中を登った足跡は見えなかったが、所々にピンクテープの目印があった。
駐車場付近での積雪は約60cm、山頂付近では1mほどの積雪があったのではないかと思われる。
権現森のブナは小面積だが大径木が多くて見事だった。山頂でお湯を沸かして食べたインスタントの豚汁が美味しかった。
キゴ山山頂広場
(2002年3月30日撮影)
2002年3月30日には、雪がほとんど融けてショウジョウバカマやヤマザクラが咲く中をキゴ山に登った。
曇り空であったが金沢平野の展望は素晴らしかった。
ショウジョウバカマの群生
(2002年3月30日撮影)
ヤマザクラ
(2002年3月30日撮影)