七ツ滝(ニの瀑周辺)
(2004年11月9日撮影)
滝周辺の樹林
(2004年11月9日撮影)
沢沿いに最上流の一の滝まで遡った後、私たちは「賽の磧(さいのかわら)」を周って再び沢沿いに降りてきた。
六の滝の前にある駐車場
(2004年11月9日撮影)
もう一度滝を数えながら下ってきた私たちは、駐車場前にある滝は「六の滝」であり、さらに下流に「七の滝」があることを知った。
「七の滝」は瀧浪神社の近くにあるらしいのでそこまで下りてみることにした。
七ツ滝周辺の水田
(2004年11月9日撮影)
七ツ滝周辺の田園風景はとても美しい。道端ではバッタが跳ね、セキレイ類などの小鳥が飛び交っている。
七ツ滝周辺の水田の畦
(2004年11月9日撮影)
私が見慣れている金沢の平野部の水田の周りにはアメリカセンダングサなどの帰化植物が多くみられるが、この辺りの水田の周りの溝や畦ではそうした帰化植物が少ないように感じられる。
畦畔草地のイヌタデの群生
(2004年11月9日撮影)
畦草地にはイヌタデがパッチ状に群生して淡いピンク色の斑紋を作って広がっている。同様にノコンギク?(ヨメナ?)が群生する白い斑紋もみられる。
この畦畔草地だけでも十分に目を楽しませてくれる。
川沿いの道
(2004年11月9日撮影)
「七の滝」はここからさらに川沿いを下って集落を抜けたところにある瀧浪神社の前にある。
七ツ滝(七の瀑)
(2004年11月9日撮影)
瀧浪神社前の「七の滝」は、本当にこれが滝と呼べるのかと思うような堰堤のようなものであった。「七の瀑」という看板があったのでこれが「七の滝」なのだろう。
瀧浪神社
(2004年11月9日撮影)
せっかくなので瀧浪神社も散策することにした。
平安時代(10世紀前半)の「延喜式」に記載のある式内社として由緒ある神社らしい。七ツ滝の滝上にあった旧社地から明治末に現社地に移転したらしいが、境内にはスダジイの大木が生い茂っているという(現地の看板より)。
瀧浪神社の境内
(2004年11月9日撮影)
瀧浪神社の境内は、スギとスダジイの大木で囲まれている。
スダジイの巨木
(2004年11月9日撮影)
境内の左手にはスダジの巨木が何本も生育している。社叢林にみられる「自然植生」の断片にロマンを感じるという友人のAくんならここだけでも大喜びするだろう。
赤い実をつけたカラタチバナ
(2004年11月9日撮影)
境内の左手には「いしかわレッドデータブック」(文献14)で、準絶滅危惧種(NT:存続基盤が脆弱な種)に選定されているカラタチバナが数多く生育している。赤い実をつけた株もみられる。
数時間ほどの散策だったが見どころ豊富な散策を楽しむことができた。