橋爪門東櫓、鶴ノ丸広場、石川門、卯辰山を望む
(2003年6月30日撮影)
モリアオガエルの卵塊が見られる池
(2003年6月30日撮影)
本丸園地の木陰には小さな池があり、その上を覆うカエデなどの枝には何箇所か白い泡のようなモリアオガエルの卵塊がぶらさがっているのを見つけることができた。
県外に住んでいた頃、「金沢城のヒキガエル」(文献85)という本が話題になり書店に平積みにされていた。「利己的遺伝子」の解釈など「あれ?」と思うような箇所もあったが、故郷を懐かしく思い出して楽しく読んでいたことを思い出す。
モリアオガエルの卵塊(赤丸内)
(2003年6月30日撮影)
久しぶりに森の中を散策したので、このモリアオガエルの卵塊を見ることができただけでも十分に満足だった。
三十間長屋
(2003年6月30日撮影)
そろそろ疲れがでてきていたので、私は足早に三十間長屋の前を通り過ぎて、いもり坂へと向かった。
エゾアジサイ
(2003年6月30日撮影)
いもり坂の途中にはエゾアジサイの花が群生しているところがあり、ちょうど花盛りであった。
エゾアジサイ
(2003年6月30日撮影)
1時間ほどの間だったが、久しぶりに森の中を歩くことができて嬉しかった。

2008年現在、北國新聞社代表取締役社長・主筆の飛田秀一氏が代表幹事を務める金沢経済同友会は辰巳櫓の復元を提言しているが、そのためには明治時代に積み直されたこの石垣を全面的に積み直さねばならない。
辰巳櫓は兼六園方面や広坂方面からよく見え、眺望も良いので金沢城の象徴的存在となると思われるが、宝暦の大火(宝暦9年・1759年)以降再建されなかった辰巳櫓は、天明8年(1788年)に再建された重要文化財・石川門とは歴史的・文化的景観として決して調和しない。辰巳櫓の復元は国指定史跡としての金沢城の価値を落とすことにもなる。
また、辰巳櫓の復元は、本丸園地の森に大きなダメージを与えるとの指摘もある(文献117)。
(2008年8月11日撮影)

金沢城公園では様々な催しが行われている。2008年8月11日には、北國新聞社主催の「金沢城オペラ祭ファイナルコンサート」の準備の音響チェックとして巨大なスピーカーからヒップホップ風の音楽が大音響で流されていた。これが瓢池の辺りまで聞こえていた。
金沢の「都市の風格」を高めるためには、金沢城および兼六園周辺の音景(サウンドスケープ)保全を考えるべきではないだろうか。
(2008年8月11日撮影)